現在公開中のアメリカ映画、「カールじいさんの空飛ぶ家」(監督:ピート・ドクター、ボブ・ピーターソン)です。TOHOシネマズ六本木シアー7の3D上映で観賞してきました。
私、「宮崎駿作品(ジブリ作品ではない)で最も好きなのは何?」と聞かれたら、
- 未来少年コナン
- ルパン3世 カリオストロの城
- 風の谷のナウシカ
と答えるタイプ?の人間です。特にコナンはもう大好きで大好きで、未だにレーザーディスクボックスを持ってたりしますし、たぶん通しで20回くらいは観てると思います。(全部で13時間とかあるのですが)今回の記事は、「そういう人が書いたもの」としてお読みいただければ幸いです。
(以下、ネタバレあります)
もう、大・大・大満足の作品でした。スピード感あふれる展開(多少ムチャなところもありますがw)、緊張感いっぱいの追いかけっこシーン、大迫力の映像、単純すぎるくらいの描かれ方で表現される友情と正義…、子どものころに「カリオストロの城」に興奮しまくったことを思いだしました。
そう、プロットはもう思いっきり「カリオストロの城」にそっくり!敵の城に入る→追いかけられて脱出→大切な人?を救いに再び敵のところへ→・・・→最後に抱き合う、なんてもうそのまんまじゃないですか!(抱きあう相手だけ違うけど)しかも途中の飛び石状の土地を飛び越えるシーンとか、千と千尋の湯屋の階段を転げおりるシーンにもカリオストロの城への潜入シーンにも似てるし、ラスト近くの飛行船上のシーンは、未来少年コナンの24〜25話にそっくりだし。あと、作品中ではキャラクターが死ぬことはほとんどないんだけど、敵のボスだけが死ぬというのもカリ城と同じ。しかし不思議とパクリ感などなく、「あ、これはパクリじゃなくてオマージュだな」とか都合良く感じてしまうほどに、夢中になって観てしまいました。
そもそも私、ギアナ高地は世界中で最も行ってみたいところなんですよ。上映開始10分くらいで、ギアナ高地とおぼしき場所が登場したときには、それだけで興奮してしまいました。ああ、一度は行ってみたい、ギアナ高地…。(ツアーで外から眺めるだけなら行けるんですけど、上陸は無理なんですよね..)
それにしても、やはりピクサーの映像は3Dになってもスゴイです。滝が始めて出てきたシーンは、思わず身震いしてしまいましたし、ラスト近くに少年が落っこちそうになるシーン、少年視線で下を観る映像が出たときは、遊園地の絶叫系マシンにのったときの、あの下半身のムズがゆい感じが一瞬再現されてしまいました。(^^;
とにかく、「考える系」ではない、「完全エンタテインメント系」の映画としては、今年1番に燃えた作品かと思います。もう大興奮で、記事もすぐに書きたくなってしまいました。(そんなわけで、記事化していない映画が18本もあるのに、この映画の記事を書いてしまいました。(^^;)
個人的満足度:★★★★★(Blu-ray版の購入は確定です)
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吉川マサルと申します。Webサイト

12月 6, 2009 at 21:39:13
おお、マサルさんも満点ですか!私も満点評価です。素晴らしかった。映像、ストーリー、シークエンスの長さ、文句のつけようがないです。優しい音楽に乗せて静かに映し出されるカールとエリーの人生の追憶、言葉はなくとも心に直接流れ込んでくるあの感動に涙が止まらないです。それがクライマックスに繋がるとは思いもしませんでした。
12月 7, 2009 at 11:37:36
> KLY さん
もう104分の上映時間の間、引き込まれっぱなしでした。久しぶりに小学生のころに映画館にで「カリ城」を観たときの、ドキドキワクワクの連続を味わわせていただきました。記事では触れませんでしたが、前半のエリーとカールの一生をつづった部分も良かったですねぇ。ちょっとウルっとなりそうになりましたよ。
12月 7, 2009 at 22:08:12
こんにちは!
私もコチラみてきました!
もう冒頭の夫婦のシーンから魅せられて 泣いてしまいましたよ!
観ていて、本当に楽しく、この映画を観てたらつらかった風邪もちょっと良くなりました!
ピクサーのメンバーは自他ともに認めるジブリ好きなだけに、作品全体にジブリ作品によく似たワクワクを楽しむことができますよね!
話は変わるのですが、、マサルさんTBって何か自動で返すようなシステムを使われていたりしているのでしょうか?
私のブログの『 THIS IS IT』の記事に、毎日のようにマサルさんからのTBが届くのですが、、もしかして、私からの最初のTBが文字化けしていることが関係しているのかな?とかも思ったりしています。
何で こういう状態になっているのでしょうか、、不思議です。
12月 8, 2009 at 21:12:37
> コブタさん
コブタさんの記事にあった鈴木氏のコメントを見て、「ああ、やっぱり!」と思ってしまいました。私はジブリというよりは、ジブリブランドになる前の宮崎駿作品を想起してしまったのですが。(飛行船上のシーンは、コナンのギガントの翼の上での戦いとかを思いだしました)とにかく、ああいう路線の作品が大好きな私としては、嬉しい限りでした。
TBの件ですが、調べてみました。申し訳ありません、どうやら私のTB URLの入力ミスのせいで(余計なスペースが入っていた)、WordPressが「まだTBが受け取られていない」と勘違いして?何度もTB申請を送ってしまっていたようです。たぶん、もうTB申請の連打は止まると思いますが、もし続くようでしたら、ご連絡をいただければと思います。ご迷惑をおかけし、すみませんでした。m(__)m
12月 11, 2009 at 00:24:17
やや小粒の感のある今年の冬映画の中で、一番客層を問わない作品でしょうね。
まあ色々な意味で「良く出来た映画」という表現が一番ピッタリな作品だと思います。
ジブリ映画に共通する部分も確かに感じますが、当の宮崎御大はどうもお気に召さない様で、かなり皮肉っぽいコメントを出してましたね(笑
まああの方は褒める事の方が珍しいですけど。
12月 11, 2009 at 00:32:11
はじめまして。
私も宮崎アニメの大ファンで、コナン、カリ城、ナウシカは無論のこと、それに「天空の城ラピュタ」が大のお気に入り。
宮崎アニメへのオマージュ満載でしたね。私もブログにそのこと書いてますので読んでください。
私は「ラピュタ」のオマージュと感じましたが、なるほど、カリ城も入ってますねぇ。
人によっては、“老人の冒険”に、“家が動く”点で「ハウルの動く城」だと言う人もいたりで、宮崎オマージュだと感じた人、結構いるようですね。
「WALL・E/ウォーリー」にも宮崎オマージュがあります。「カールじいさん」評からリンク出来ますので、そちらも参照してください。
TBさせていただきました。また寄せていただきます。
12月 11, 2009 at 15:52:37
> ノラネコ さん
へぇ!宮崎駿氏は気に入らないかー。確かに、彼は(周囲から切望されているにも関わらず)こういう映画を撮ってませんし、「こういうのはもうやらん」的なこだわりというか、意地があるのかな….とか思いますけど。
一番客層を問わないという点では激しく同意です。実際、周囲のそれほど映画をふだん観ない人に「ヨシカワさん、今映画見るなら何がいいですか?」とか聞かれたら、「カールじいさん」と即座に答えちゃってます。(^^;
12月 11, 2009 at 16:00:12
> Kei さん
はじめましてー。
ブログ、拝見しました。宮崎駿作品への愛が感じられる記事でしたねー。ラピュタは私も大好きなんですが、ちょっと「見過ぎて飽きた」感がありまして。(^^; まぁ、コナンとルパンはそれ以上に観ているのですが、あちらは全く飽きませんデス。
Keiさんも記事に書いてらっしゃいましたが、私も飛行船のシーンで「あっ、これはコナンだ!」と思ってしまって、それから考えてみたら、「あれ、プロットはルパンとそっくりじゃん?」みたいに感じ始めた、というわけでして。そしたら、最後に抱きあうシーンも出てくるし。(^^;
ウォーリーの記事も拝見しました。なるほど、コナンの出出しと同じですねぇ。残され島にやってきた飛行艇、うーん、また観たくなってきました。(^^;
12月 11, 2009 at 19:42:32
マサルさん、こんばんは!
熱が入っていますねー、ひしひしと文章から伝わってきます。
南米のジャングルに行ってからの、空気感がとてもきれいでした。
アニメなのに空気が透き通っているように見えるんですもん。
確かに飛行船のシーンはギガントを髣髴させるところはありますね。
12月 16, 2009 at 08:36:19
> はらやん さん
ええ、熱がはいってしまいました。思うに、これは私の実存に因るところが大きいと思うので、作品の出来自体にその辺の幼少期の記憶がプラスされて、私の心底を揺り動かした、と言えるかも知れませんデス。
「空気が透き通っているように見える」ですかー。実は物語に夢中でその辺は見逃してました。子どもが家から落ちそうになったシーンで「ハッ」としたことはよく覚えているのですが。次はBlu-rayでの観賞になりそうですが、今度はよーく観察しながら見てみることにしますー。
12月 25, 2009 at 00:55:25
突然で申しわけありません。現在2009年の映画ベストテンを選ぶ企画「日本インターネット映画大賞」を開催中です。投票は1/14(木)締切です。ふるってご参加いただくようよろしくお願いいたします。
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